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ホームインスペクションを中古マンションでする時のQ&Aと注意点
- 2017/11/29
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中古マンションを購入する人が最近は増えてきているのはご存知かと思います。
空き家対策として、国をあげて中古マンションを買いやすい土壌づくりをしているのです。
そして、中古マンションに関しては、その際にホームインスペクションをする人が増えてきています。
なぜ、中古マンションでホームインスペクションが多いのか、またはした方がいいのか?について紹介していきます。
目次
中古マンション購入前にホームインスペクションする人が増えている理由
中古マンションでホームインスペクションが増えているのは、欠陥住宅という問題を防ぐためにそのようにしている人が多いようです。
やはり数年前のマンション傾斜問題から、そういったものに感心を持つ人が増えてその傾向にあるようです。
中古マンションは大きな欠陥が無い分、長く建つことができていると言えるので、長く建っているという点で
重大な欠陥が無いという1つの証明となりうりますが、それでも長期で建つことにより
見えない瑕疵が大きくなっている可能性だってあります。
中古なので配管や設備の劣化、またはリフォームをする点で専門家にホームインスペクションを利用することが多いです。
当たり前ですが、自分が住むだけでなく、「もしかしたら、人に賃貸する」という点で考えている人は多いです。
ですので、出来るだけ長くもってくれれば黒字が増えますので、慎重になっている人が多いのです。
まとめますと
・マンション傾斜問題で関心が高くなったから
・見えない瑕疵が大きくなっている可能性があるから
・将来売りに出すことも考えているから
・長く持つ方が、利益になるから
これらが理由になります。
ホームインスペクションマンション全体を見るのか
ホームインスペクションは4つのチェックがあります。
1、建物全体の劣化具合、
2、室内の劣化具合、
3、マンションの性能を竣工図書でチェック、
4、管理面のチェック
という感じです。
そのため、マンション全体の劣化具合を知りたいならば、チェックを要求することもできます。
必要に応じてチェックをしてもらえるので、部屋の一室のみを中古マンションで購入したならば、
部屋のチェックのみを行うこともできます。
中古マンションの点検で重要なポイントは
点検で重要な部分となるのは、床の傾斜や壁や柱の腐食、配管の劣化状況などを確認することです。
床の傾斜は体調を悪くする健康被害を出すことがあるので、しっかりチェックしてもらう必要があります。
壁や柱の腐食もマンションでは重要な部分となりますし、配管は劣化して故障すると大きな費用額となり、
生活にも支障をきたすので、この部分がポイントになります。
こういったことはもちろん素人では無理ですので、プロに任すことになります。
そのプロをいい人を選ぶということが重要です。
安物買いの銭失いにならないように、やっていかねばなりません。
ここではすべてを語ると長くなりますので、一番下の関連記事より、よい業者について知っていただければ
良いかと思います。
どういう瑕疵について許容すべきか?
瑕疵については中古マンションの場合は床にきしみがあることがあります。
度合いによりますが、きしむ音があまり大きく無いならば、許容すべきかもしれません。
中古マンションはある程度は劣化や古くなっている部分もあるので、少しの壁の汚れなどは許容すべき部分かもしれません。
ただし、注意点として
ホームインスペクションは建物の調査であり、劣化がどれほど起きているのかを状態を確認するサービスなので、地盤調査データの偽装を見抜くサービスを要求することはできません。
偽装を見抜くサービスを行っているところもあるかもしれませんが、
ホームインスペクションは建物の状態を確認するサービスだと思ってください。
一応、土地について確認するか?ということは問い合わせ段階で聞いたらいいと思います。
業者によっては、ある程度は見る、というところはあります。
まとめ
中古マンションを購入する前にホームインスペクションを利用して、状態を確認するのは大事です。
購入した後にいろんな問題が起きることを防ぎ、長期での費用の負担を減らすことができるからです。
最初にお金をケチると長期的に損をした、という人がインタビューでも多かったですね。
ホームインスペクションは、よい業者で優秀なインスペクターであれば、
積極的に活用していくと良いと思います。
■関連記事
・ホームインスペクションのおすすめ業者はどこか?絶対知っておきたい4つの基準で比較!
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