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ホームインスペクションのトラブル体験談その5 不動産会社から言わせるとな…
- 2017/7/16
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ホームインスペクションのトラブルについて公募しましたところ、
なんと不動産会社に勤務している方からお話をいただきました。
今までとかなり違う観点でしたので、こんな見方もあるのか?と戸惑いましたが、スルーせずに載せることにしました。
不動産会社の立場もわかっておくことで、いろいろと見えてくることもあると思いますので
是非参考にしてください。
ホームインスペクションでのトラブル体験談その4
それではどんなトラブルにあったのか?
不動産会社勤務の方のお話を紹介させていただきます。
Q.どのような物件をホームインスペクションしましたか?
不動産会社に従事しており、中古住宅購入予定者がホームインスペクションをしたいとの依頼があり検査を受けることになりました。
Q.どのようなトラブルだったのでしょうか?
トラブルをさけ公正をきすために、お客様側から第三者機関により検査を依頼していただきました。
検査にあたり市役所等必要書類はこちらがとることに。
なんのために検査費用(20万)もとるの理解できないし、いざ検査をおこなうと、通常、業者ではない一般の方が売り主の場合、現状有姿取引となるのだか、不動産売買をしらない建築士が「これは売り主が直さなければならない」といい加減な事しか言わないため、現状有姿取引て売買が成立していた契約が無効になり、修理及び金額の譲歩まで請求され、契約の話がこじれるトラブルになった。
また、別ホームインスペクション事例では検査した会社が「保証内容」「検査内容」を不動産会社に説明をしなければならず、その書類等もこちらが全て準備しなければならず、費用は一切いただけずトラブルになりかけた。
このような事例が多々あり、メリットは、建築士や保険会社にあり、売却をするお客様に進める不動産会社側からすれば、一切メリットがないため、どの会社もしない。(売主様が不動産会社の場合は瑕疵保険が義務化されているので別の話にはなる。)
また、売却をされるお客様を手放すお家を直そうと思う方はほぼおらず、直したい場合、販売価格の上がるためさらに販売ができなくなる。一言で言えばホームインスペクションは、検査費用、保険内容が薄い割には価格が高い。
政府も進めるホームインスペクションだが、実際に販売する側にとっては、内容になっておらず、負担だけしかない。
まとめとポイント
インタビューありがとうございました!
これだけを聞くと、
「売主が個人の場合、不動産会社にはメリットがない」
ということで、不動産会社が拒否するのは当たり前であり、制度が平等ではない、という指摘がされています。
この話を聞くとそう思えるのですが、
今までインタビューした方は全員、購入者側である自分たちが支払いをしていて、
不動産会社側は、ただ検査を待つだけ、のように思えましたが、書類を用意したりといった仕事が発生するのでしょうか。
ここらへんは確認しておきます。
あと現状有姿取引というのがあるのでしたら、直すのはもちろん購入者側となるでしょう。
ですので、ホームインスペクションで欠陥が指摘された場合、購入者は契約しない、という選択肢は出来ると思いますし
もし契約無効になった場合は、もう現状有姿取引の状態なので、不動産会社が欠陥を修正するわけではなく、そのまま売れるまで直さずに売り続けるしかないのでしょう。
ホームインスペクションは基本的には弱者を守るために作られたものなのでしょう。
ただあくまでビジネスですので、買主も不動産会社とのwin-winを考えながら、ただ仕事をさせて終わり、みたいな話にならないようにしたいところです。
売主と買主の仲介をするのが不動産会社であり、
不動産会社が売り主のものは、瑕疵保険が義務化されています。
そのへんの違いを分かった上で、買い主も交渉をすべきなのでしょう。
・買主は、売主が個人なのか、不動産会社なのか見分けよう。不動産会社ならば瑕疵保険が義務化されている
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