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ホームインスペクションの道具の値段や種類についてまとめ
- 2018/3/10
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ホームインスペクション、すなわち住宅診断をするには目視で確認するだけでは不十分で、
壁や床の傾きを調べるための水平器やメジャー、
懐中電灯のような道具が必要になってきます。
本格的に調べるためには、壁裏の状態を確認するための壁裏センサーや柱などの木材に含有する水分を測定するための水分計、鉄筋の有無を調べるための鉄筋探査機などが必要になります。メジャーや懐中電灯などは安く買えますが、壁裏センサーや水分計、鉄筋探査機などは高額で、そう簡単には購入することはできません。以下、住宅診断に必要な壁裏センサーなどの値段について解説します。
ホームインスペクションの道具の値段や種類
ホームインスペクションに必要な道具の中で、傾斜を測定する水平器は1,000円程度で購入することができます。
メジャーや懐中電灯は100均でも購入することが可能ですが、これらの道具はあくまでも簡易な1次診断のための道具であり、ホームインスペクションをするには壁裏センサーなどの道具が必要になります。
壁裏センサーの概要と値段
壁裏センサーは壁に当てると壁の中の木材や金属の位置を測定することができます。
壁裏センサーを使用することで柱の状態などを確認できるので、ホームインスペクションには欠かせない道具です。
壁裏センサーの使い方は、壁に当てて測定開始ボタンを押すと壁の中の木材や金属の位置が表示されます。壁裏センサーの値段はまちまちで、安い物だと数千円で購入できますが、高い物だと10万円以上になる場合があります。
安い物と高い物では精度が全く異なり、安物の壁裏センサーは精度が低いです。正確に測定するためには最低でも数万円の物を購入することが必要で、プロの住宅診断士は10万円以上の物を使っています。
一応、楽天で探したら確かにたくさんありました。
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水分計の概要と値段
水分計は住宅の木材の含水率を調べるのに必要なホームインスペクションの道具であり、雨漏りの被害や配管からの水漏れによる木材の侵食などを調べることができます。水分計の使い方はスイッチを押すと高周波が照射され、木材の含水率がディスプレイに表示されます。水分計の値段は安い物だと3万円台で購入できますが、本格的にホームインスペクションをするには、10万円以上の物を購入することが望ましいです。
まとめ
このように、本格的なホームインスペクションをするのに必要な道具を購入するには1つの道具だけでも
10万円以上の予算が必要になってきます。
ホームインスペクションをするには、レーザー距離計やコンクリート・シュミットハンマーも必要ですので、全てを揃えると数十万円程度の予算が必要になる場合があります。
ホームインスペクションのプロはホームインスペクションに必要なプロ仕様の道具を全て揃えており、
精度の高い調査を行うことが可能です。
もちろんこれら高価な機具を使ったうえで、実際屋根裏や床下にもぐって目視で住宅を判断してくれるわけですから
これで10万円くらいかかるのは妥当な値段といえばそうなのです。(よく高いと言われるのではあるのですが..。)
ホームインスペクションは自分自身で行うのではなく、住宅診断士などのプロに任せることをおすすめします。
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