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10月25日から施行の住宅セーフティーネット法を分かりやすくシェア!空き家問題抱える人は知っておいた方がいい話
- 2017/10/22
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2017年10月25日から4月に成立した改正住宅セーフティーネット法に基づいて、
空き家問題について新しいことが始まります。
これの対象者はずばり「空き家をどうしていいか分からない人」でもある。
この制度が、空き家をどうしていいか分からない人、にとってお得になるか?どれくらいのリスクか?というのは
確かに不透明な部分はあるが
この制度を理解しておいた方が絶対にいいでしょう。わかりやすくシェアします。
目次
10月25日から施行の住宅セーフティーネット法を分かりやすくシェア
正直、参考の1つにしたYahoo!ニュースにおいてもコメントが0、ということで久しぶりに「コメント0」を見ました。
普通はyahoo!ニュースであればコメントがつくもので、まして新しい法律が動いているのですから
少しは注目されていいものですが…。
なんとも注目度の低い案件だということが分かります。
しかし、ここを理解しておくことで、また空き家を持っている人は「選択肢を増やす」ということになりますので
分かりやすく解説しますので把握しておきましょう。
ちなみに、改正住宅セーフティーネット法に基づき国土交通省が主導なのですが、実務は各自治体がやる方式ですので、
多少、手続きがスムーズじゃないことは考慮した方がいいでしょう。
それでは見ていきましょう。
▶分かりやすく理解する!
改正住宅セーフティーネットとは、簡単に言うと
「空き家対策 と 高齢化問題を 同時に解決するために作られた」
「住宅確保要配慮者が住める住宅を国主導で進める(実務は自治体)」
ということになります。
対象者
・住宅確保要配慮者(単身高齢者や低所得者向け)
・空き家対策として、自治体に登録する「空き家を持っている人」
現状・背景・改正された理由
・空き家の増加
>2013年の空き家数は820万戸 割合は13.5%と過去最高を記録
>空き家数は20年間で約1.8倍増え
>その内、耐震性があり、駅から1キロ以内の物件も185万戸に上る
・高齢者の増加
>65歳以上の単身世帯は2015年に601万世帯であったが、2035年には762万世帯にまで増加する見込み
明日は我が身。どちらかに属すかもしれない状況なわけですね。
私としては絶対知っておいた方がいいことだと思います。
セーフディーネット法対象の住宅の登録流れ
↓
・自治体は、物件の適正性を監督指導 & 必要とする人へ公開 & 入居後のトラブルに対応
↓
・自治体の判断で、耐震改修やバリアフリー化が必要な場合には、所有者に最大で200万円を助成 ⇐ここが重要
↓
・耐震改修やバリアフリー化が必要な場合には、所有者に最大で200万円を助成
役場の人が大変そうですね~。
特に入居後のトラブル。クレーマーの老人に捕まったら大変そう…。
売主にとっては、最大200万円の助成が出るというところでしょう。
もちろん悪用はいけませんが、200万で出来る限り、マシな空き家にするという発想で
空き家処理になるかもしれません。
懸念される問題点とは?
・2020年までに17万5000戸、達成できるか心配。登録者のリスクの方が大きいのでは
ということで、このコメント0を見ると17万どころか今年1万もいなかいのでは…と心配になります。
あまりに少なかったら、キャンペーンなど実施するかもしれませんね。
こういうのは、空き家の持ち主に動いてもらうのが目的ですから、もっと分かりやすいネーミングとかにして
積極的に進めていったらいいと思うのですが
何分、お役所しごとだから、すごく堅い感じで、とっつきにくいですよね。
ゆるキャラでも作ったらいいかな?アキヤンとか(笑 あっきーヤとか(笑
まとめ
ということで、空き家の処分に困っている人には、わずかな希望の光です。
儲かるとか、そこまでは分かりませんが、分かるためにも自治体に相談するのはいいことだと思います。
その前に、自身の空き家の固定資産税とか、都市税、維持費がいくらかを必ず計算してから相談しましょう。
場合によっては希望が見えてくるかもしれません。
また、リフォームはホームインスペクションとセットなのが基本です。
今のところ国がリフォームとホームインスペクションのセットの助成金を出しています。
基本は、自治体の助成金と並行することは出来ませんが
場所別ではできるのではないでしょうか?(一応確認してください)
つまり、1か所目は国の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」を使ってリフォーム
2か所目は今回の「セーフディーネット法」の自治体の助成金を使ってリフォーム
出来る可能性はありますので、そうすると、リフォームでかなり価値が上がった物件として売り出すことが出来ます。
空き家がある人は是非、相談だけでも行った方がいいでしょう!
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