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ホームインスペクションのおすすめ業者はどこか?絶対知っておきたい4つの基準で比較!
- 2017/8/11
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ホームインスペクションのおすすめ業者はどこか?
このサイトでいろいろな体験談やトラブルを紹介し、かつ業者の人の話を聞いてきました。その中で、ハッキリと見えてきたものと、かなりマニアックに知りえたこともを載せていきますので、是非「本当に必要な」おすすめ業者の基準というものを知ってください。
私も最初は、ホームインスペクションは、「建築の見えないところの良し悪しの判断さえしてくれればいいのでは」と思っていましたが、
調査していく中でよくわかったのが、「ホームインスペクションの先」までみすえていないといけないということです。
つまり瑕疵が見つかった時に、保険や担保責任、許容できる瑕疵、といった複雑なものが絡み合ってくるのです。
それはホームインスペクション業者の質によってそれらを対処できるかが変わってきますので、質の高い業者を選ぶのは
本当に重要です。
特にホームインスペクションのトラブルはそれらは素人である私たちが無知なために、起こるものがほとんどです。
しかし、勉強していくうちにすべての知識をカバーするのは非常に困難だということが分かりました。
特に保険なんかは複雑で、今から気合を入れて勉強しようなどと言うならどれだけ時間がかかるか分かりません。
それでは見ていきましょう。
目次
ホームインスペクションのおすすめ業者はどこ?
既に、記事の上下に比較表を貼っていますが、あらためて説明していきたいと思います。
ホームインスペクションをする意義
中にはホームインスペクションをする意味はないという人もいます。
新築のマンションにおいてはそういう場合もありますが、基本的にはしっかりお金をかけてやった方がいいというのが
体験談においても共通した見解です。
中古物件でしたら、もちろんある程度の瑕疵を許容するのも必要なわけですが、これから長く住む物件に対して
車で言えば車検をするわけで、家として大丈夫だというお墨付きが必要です。
ただし、それは「質の高いよいホームインスペクション」が出来ることが前提です。
なんちゃってホームインスペクションのところもありますので、瑕疵がありましたよ、だけで終わり、どうしていいか分からないことに
お金を払って後悔、という人もいます。
ですので後述する、「おすすめの業者」を見る基準をしっかり把握する必要があるのです。
誰に頼むべきか?おすすめ業者の選び方4つのポイント
さて、このサイトの肝になるわけですが、
よいホームインスペクションをしてもらうために、あらゆる経験者のインタビュー・ホームインスペクション業者・不動産業者の話を聞いて分かったことが主に以下の4つです。
この4つを元におすすめ業者を判断していきましょう。
1、一級建築士が実施するホームインスペクションである
これは常識になりつつありますが、ホームインスペクションの資格をとること自体は実はそこまで難しくありません。
建築の経験がなくとも、ペーパーテストをクリアするために一生懸命勉強し、テストをクリアすれば私でもなれるわけです。
しかし、そういった知識だけのホームインスペクターの場合、チェック項目に従って瑕疵を見つけたとしても
「どう改善すればいいのか?」「瑕疵責任の話が出たとき」「個人と不動産がもめたとき」など何もアドバイスもできません。
私の役割はこれまでです、という感じでお金をもらって終わりです。
ですので、ホームインスペクターは一級建築士がやるべき、というのが今では常識で
現場の経験がある人がホームインスペクションをすることで、「瑕疵は何が原因で起きたか」「瑕疵をどう改善すればいいのか」「もし修理したらだいたいどれくらいの値段になりそうか」などいろいろなことが分かります。
二級で問題なかったという報告もありますが、とにかく建築士がホームインスペクション登録している業者でないと信頼できません。
2、実績・経験値がある業者
これはもちろんそうですが、今後2018年義務化により新規参入のところも出てくると予想されます。
実績・経験が長い方がもちろんいいです。
というのも特に、ホームインスペクションの瑕疵は、建築知識だけでなく保険知識から、サービススキルまで多岐にわたるスキルが求められます。
これは短期間で取得できるものではそうありません。
ですので、おすすめ業者を判断するときには実績年数を見ておくべきでしょう。
実績についての具体的な数字は比較表に記載しましたので参考にしてください。
3、保険知識
これは非常に大事です個人レベルで今から勉強してもまったく追いつかないので自分で調べることは最初からあきらめた方がいいくらいに感じていて、信頼できる専門家からアドバイスをもらった方が絶対にいいです。
非常に複雑です。
売主の火災保険・買主の火災保険・買主の瑕疵担保保険(売主の瑕疵担保保険はありません)・リフォームした場合のリフォーム業者の賠償責任保険といった
複雑な保険のからみがあります。
これら保険について3者の立場を考えて、対応できるという強みを持った業者であれば、相当心強いです。
保険の知識がない業者よりも、ある業者にお願いした方がいいでしょう。
4、建設業許可の有無
建設業許可を持っているホームインスペクション業者はそうないですが、あると本当に現場のことを分かっていますので、
建築士が現場のミクロ的な知識に長けていると言えるならば、建設業許可はマクロ的な知識に長けています。
特にリフォームのためのホームインスペクションを利用する場合は「建設業許可」の有無を確認した方がいいでしょう。
基本的に500万以下のリフォームであれば今は許可証なくても出来るのですが、
建設業許可は取得が容易ではないので、技術力や財政力のあかしともなります。
そういう意味で、これは本当にマニアックな知識ではありますが、ここをチェックしておくことで、後々瑕疵があった時の先に役立つでしょう。
利用方法の流れ
利用方法は基本的に流れはどの業者でも同じですので紹介します。
1、お問い合わせ・お見積りをHPより登録する
*当サイトでしたら緑のボタンがそうなります。
↓
2、お申込みする
*返信いただいた内容で大丈夫であればお申込みします
↓
3、必要書類を送る
*業者よりお願いされた、指定された図面や書類があれば送ります。
↓
4、ホームインスペクションを実施する
*当日は依頼者も立ち会います。その場で診断結果を直接聞きます。
↓
5、報告書を受けとる
*診断結果をまとめた書類を後日郵送で受け取ります。
↓
6、料金を支払う
*現在は後払いが主流です。(時代によって変わることもあるかもしれませんが)
ここで重要なのは、お申込み前にきちんとコミュニケーションをすることですね。こちらから与えられる情報はくまなく与えたいところ。
そして、当日ホームインスペクションを実施してもらい、報告を受けるときによいコミュニケーションが出来ることとなります。
費用の目安
費用は、安ければいいということはありませんし、高い時の理由なども知っておくべきでしょう。
まず、ホームインスペクション協会が示す相場は、HPにも書いてありますように
・建物面積100平方メートルとして、目視による1次診断で5~6万円する
・機材を使用する詳細診断になると、10万円以上する
・都心の方が競争進み多少安い
・地方だと競争がなく高めになる
という認識であります。
当サイトで調査した会社の費用は以下となります。
出典:各HP参考
この料金自体、標準的なものとして認識してよいと思います。
所要時間
ホームインスペクションにかかる所要時間は、もちろん調査対象の面積や、調査対象、瑕疵の多さによっても変わってきますので
一概に言うことは出来ません。
ただ、ホームインスペクション協会は目安として以下をあげています。
当日は依頼主の立ち合いとなりますので、5時間、つまりは半日時間を空けておくことが必要ですね。
ホームインスペクションするタイミング
ホームインスペクションをするタイミングというのも知っておいた方がいいでしょう。
申し込み後のホームインスペクションはキャンセル料など確認しましょう。キャンセル料は仕方ありません。
ただ、許容できるものかを確認する必要があり、許容できないのなら、申し込み前のホームインスペクションとなりますが
普通は、申し込んでからホームインスペクションとなりますね。
とはいえ、状況によって違いますのでケース別で以下確認しましょう。
・新築一戸建ての場合
欠陥住宅を掴まない、いわゆる「安心料」として「申し込み後、契約前」に自費でやることになります。
申し込み後キャンセル時にもめることがないように、キャンセル料等を必ず確認しておきましょう。
・新築マンションの場合
基本的には、現在の施工過程では元々が第3者診断が入っていると言われています。それでも心配な場合はやはり「申し込み後、契約前」ということになります。
申し込み後キャンセル時にもめることがないように、キャンセル料等を必ず確認しておきましょう。
・注文住宅の場合
施工前に、ホームインスペクターに相談することになります。
工事中・完成後といった独特なタイミングがありますので、専門家に早い段階で相談しましょう。
・中古住宅・中古マンションの場合
内覧会などで、この家がいい、と決めた時点でホームインスペクションを自費で実施するのがベストで
「購入契約をした後、引き渡し前」の事例もありますが、問題があった場合はかなりもめることになります。
それも覚悟で実施となります。
契約前のホームインスペクションはかなり嫌がられる事例が多いです、本当に気に入っているのならば、その時点での実施がベストなのでうまくやってもらうしかありません。書類は用意してもらうことになるので、あまり上から目線にならないように、良い交渉をしたいものです。
・リフォーム・リノベーションの場合
リフォーム・リノベーション前にもホームインスペクションを受けるのが普通になってきました。
むしろ、これは補助金を受け取る「条件」となっています。
リフォーム会社と別の場合は、リフォームをどのようにする予定かも伝えた上で実施した方が良いでしょう。
建築士であれば、リフォーム後を考慮しながらアドバイスをくれるはずです。
・地震後
大地震の後は、国によるなんらかのアクションがあるはずです。
過去の大震災では「応急危険度判定」が行われ、どのような「状態」か?「危険度は?」というのが分かる応急的なインスペクトが行われ、
ある基準以上の状態であれば、保険金や見舞金が支払われるという形となりました。
ですので、被災した後は、情報をしっかりと確認する必要があります。
・耐震性の診断
震災と関係なく、自分の家の耐震性をホームインスペクションすることも可能です。これは思い立ったタイミングとなるでしょう。
上記のように耐震調査は+15万円とお高めですが、それだけ難しい調査であります。揺らして試すわけにもいきませんので専門的な機具の持ち込みも必要となります。
ただ、自治体によっては補助金がありますので、自治体に問い合わせをしてから実施した方がお得でしょう。
・雨漏りが起こった時
雨漏りを確認した時はベストなタイミングでしょう。
実は、私の実家も雨漏りでホームインスペクションし、修理しました。
百万以上かかりました。
お金はかかりますが、雨漏りを放置すると、構造上の欠陥が拡大して後々大変なことになりますので、
早い目に手を打つことが必要となります。
まとめ
いかがでしょうか?
大きなお金が動くものですので簡単に決められないですが、こういった一通りの知識があるだけで
あなたの実施するホームインスペクションの質がまったく変わってきます。
建築士でないホームインスペクターと、建築や保険、不動産業者の立場もわかっている、様々な知識を持ち合わせているインスペクターでは
全くあなたのホームインスペクションの「その先」が違ってきます。
以下の比較表はその点調査した結果のものでありますが、総合的に見て建築業許可まで持ち合わせているOlens(オーレンス)が一番理想的なホームインスペクション業者だと判断します。
対応もよく、売り込みされることもありませんので、ご相談・お見積りは以下より気軽にお申し込んでいただければと思います。
コメント
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2018年 6月 27日トラックバック:会社概要 | 合同会社Proud Of Myself
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2021年 9月 15日
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