ホームインスペクションの見落とし保険とは? メリットや注意点

「ホームインスペクションを受けたいけど、欠陥の見落としがないか心配」と不安な方はいらっしゃいませんか?

ホームインスペクション業界では、そのような不安を払拭するために、見落とし保険を開始しました。

ホームインスペクションの見落とし保険とは、どのようなものか、メリットや注意点を含め、分かりやすくご紹介します。

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ホームインスペクションの見落とし保険とは?

ホームインスペクションとは、新築や中古の住宅を購入する際に受けられる、欠陥の有無を検査する「住宅診断」を表します。

ホームインスペクションは、経験豊かなホームインスペクター(住宅診断士)により実施され、欠陥が見落とされることは稀です。

ホームインスペクションにより、住宅に欠陥がないと判断されれば、消費者は安心して家を購入できます。

 

しかし、万が一、ホームインスペクターが欠陥を見落とした場合は、消費者は欠陥を知らないまま住宅を購入し、入居後に不具合が見付かった後に、自費で修繕費用を支払う必要があります。

ホームインスペクションの見落とし保険とは、ホームインスペクターが、その修繕費用を賠償できるように作られた保険です。

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そんなものまであるんですね!なんて手厚いの

保険金は消費者ではなく、ホームインスペクターに支払われる

ホームインスペクションの見落とし保険とは、ホームインスペクターが欠陥を見落とした住宅を購入した消費者が、後に支払う修繕費用を賠償するために活用される保険です。

よって、保険金は、消費者に直接支払われるというイメージを抱きますが、ホームインスペクターが加入する、保険を提供する団体から、ホームインスペクターに支払われます。

そのため、ホームインスペクターが欠陥を見落とした住宅を購入した消費者が、修繕費用の支払いに迫られた場合は、保険を提供する団体ではなく、ホームインスペクターに賠償を請求する必要があります。

 

消費者から賠償を請求されたホームインスペクターは、速やかに現状を把握し、欠陥を見落としたと判断した場合は、団体に保険金を請求し賠償します。

もし、ホームインスペクションを受けた消費者の方が、見落とし保険に関わることがありましたら、是非注意してください。

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見落とし保険によりホームインスペクターの経験が活きる!

見落とし保険が登場する以前は、ホームインスペクターは、欠陥の見落としによる修繕費用の賠償請求を恐れ、思い切った診断結果を告知できず、修繕する必要がない、微微たる欠陥も消費者に伝えていました。

これにより消費者は、住宅の欠陥を過度に心配し、購入に踏み切れないという問題がありました。

しかし、見落とし保険がある現在では、ホームインスペクターは、その豊かな経験から見出す、思い切った診断結果を消費者に告知することが可能です。

これにより消費者は、より安心して、ホームインスペクションが行われた住宅を購入できることになります。

つまり、ホームインスペクションの見落とし保険とは、ホームインスペクターの経験を活かしつつ、ホームインスペクターと消費者の両方にメリットを与える保険といえるのが特徴です。

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なるほどですね!そう言われるとすごく必要なものに思えてきました

 

見落とし保険の注意点

ホームインスペクションの見落とし保険とは、消費者が支払う、修繕費用を賠償する用途として活用されますが、保険を提供するのは、2018年3月の時点で、日本建築士会連合会と日本ホームインスペクターズの2団体です。

そして、それぞれの団体は、以下の通り、一件あたりの支払い限度額や、免責金額(保険金を支払わない一定の額)を設けています。

・日本建築士会連合会
支払限度額は1件あたり1000万円まで。免責金額は10万円

・日本ホームインスペクターズ協会
支払限度額は1件あたり100万円まで。免責金額は1万円

このため、ホームインスペクターが高額な修繕費用を必要とする欠陥を見逃した住宅を購入した消費者は、スムーズに賠償を受けることができません。

また、1万円以下など、少額な修繕費用を必要とする欠陥に対しても、保険金が支払われないため、注意が必要です。

しかし、ホームインスペクション業界では、見落とし保険を提供する団体や、ホームインスペクションの件数が増えることにより、支払限度額や免責金額は緩和されると考えています。

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見落とし保険により、ホームインスペクションの安心度が充実!

ホームインスペクションの見落とし保険とは、どのようなものかご紹介しました。

まとめると、見落とし保険とは、ホームインスペクターが欠陥を見落とした住宅を購入した、消費者を保護するために活用される保険です。

ただし、見落とし保険は、消費者に直接支払われる訳ではなく、ホームインスペクターを経由して支払われます。

また、見落とし保険は、まだ登場したばかりで、支払限度額などが設けられていますが、ホームインスペクションの件数などが増えることにより、緩和すると期待されています。

見落とし保険の登場により、消費者は以前より安心して、ホームインスペクションを受けられるようになりました。

皆様がもし、ホームインスペクションを受けていない住宅を購入する機会がありましたら、是非ホームインスペクターにホームインスペクションをご依頼ください。

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